「営業職って、話がうまい人じゃないとダメなんでしょ?」
そんな不安をお持ちの方にお伝えしたいのは、実は探究心旺盛なオタク気質こそが、現代の営業活動において大きな武器になるということです。
株式会社DigiManのSales Science部でマネージャーを務める小甲陽平はまさに生粋のゲーマー。休日は朝から晩までゲームに没頭しています。
そんな彼はいかにして営業マンとして成果を出し続けるのか。その真相を語ります。
この記事を読んでほしい人
- オタクな性格で営業職に携わるのが不安な方
- 未経験の業界への転職が不安な方
- DigiManに興味がある方
小甲のゲーマーとしての日常
小甲は自らのオタク気質について、赤裸々に語ります。
「休日は朝イチでPCを点け即ログイン。気付けば夜までやってますので、プレイ時間は土日で20時間以上やってます。アクションやFPSを主にやりこみ、フレームレートは120以上出る様にPCにもこだわっています。
夢中になり過ぎて食事を忘れ、20時間を超えると貧血になるので連続プレイは15時間で抑えています。
運動は苦手で、普段はほとんど動かずにゲームばかりをする生活です。驚くかもしれませんが、DigiManに入ってからタイピングを本格的に覚えたほどで、最初はPCスキルも高くありませんでした。」
そんな彼が、一見性格と真逆とも思える営業の世界に飛び込んだのはなぜだったのか。
ゲーム好きが営業の世界に飛び込んだのはなぜか?
大学時代に見つけた「勝ち筋を組み立てる楽しさ」
転機となったのは、大学時代にeスポーツ大会の運営を手伝った時のことだったと、小甲は語ります。
「スポンサー対応や集客の数字管理といった運営業務が、想像以上に楽しかったんです。単にイベントを成功させるだけでなく、数字を分析し、「どうすれば勝てるか」という戦略を組み立てていくプロセスに魅力を感じました。
この感覚は、まるでゲームの世界とそっくりです。ゲームでは、敵の行動パターンを分析し、最適な戦略を立てて勝利に導きますよね。この一連の流れと、イベント運営で感じた「勝ち筋を組み立てる」感覚が、驚くほど似ていることに気づいたんです。
そして、この「データを重視し、仮説と検証を繰り返しながら成果を追求する姿勢」こそ、まさに営業における顧客分析から提案、成約までのプロセスと重なると確信しました。営業ならゲーム感覚で楽しく仕事できる。この発見が、私が営業の世界に飛び込む大きなきっかけになったんです。」
なぜDigiManを選んだのか
建築業界での営業職としてキャリアを重ねていた小甲。DigiManへの転職を決意した理由を語ります。
前職での迷い
「多くの営業経験を積みたいと考えて建築業界に入社したのですが、次第に『この経験やスキルは、他でも通用するのか?』というような迷いが生まれだしました。
もっと広いフィールドで、自分の営業力を試してみたい――そんな思いで転職先を探していたとき、出会ったのがDigiManでした。」
DigiManという「新しいゲーム」への挑戦
「最も惹かれたのは、営業活動をKPIで可視化し、データを基に改善を繰り返す『科学的アプローチ』でした。
まるでゲームの攻略法を練るように、数値を分析しながら勝ち筋を組み立てていく。そんな営業スタイルに、自分のゲーマー気質がフィットする感覚がありました。
そして、成果に応じてより難易度の高い案件やマネジメントにも挑戦できる。
まさにゲームの『やり込み要素』が詰まった環境は、私にとって魅力的でした。」
未経験業界でも成果を出せる「ゲーマー流アプローチ」
ゲーム攻略と営業戦略の共通点
営業をゲームのように楽しむ感覚を持っていた小甲ですが、未経験業界への挑戦だったこともあり、最初は目標値への未達が続くなど、苦労したといいます。そうした壁を乗り越える上で、何よりも支えになったのは、DigiManの徹底した教育環境でした。
「前職で培った営業スキルがあるから大丈夫だと思っていたのですが、実際は全然違いました。扱う商材も業界も違えば、アプローチ方法も変わるんだなと痛感しました。最初の1〜2ヶ月は、自分のやり方が通用せず、正直焦りました。
でも、上司の方々が本当に献身的に教育してくれたんです。私の商談を一つひとつ聞いて、『ここはこうした方がいい』『この業界ではこういう課題が多い』と、具体的にフィードバックをくれました。単に『ここを直せ』指摘するだけでなく、なぜそのアプローチが効果的なのかを論理的に説明してくれるので、納得して改善に取り組めたんです。」
特に印象的だったのは、上司から受けた“ゲーム好き”という特性を活かした営業スタイルの提案でした。
「特に海老根さん(現CSO)は私がもともと持っていた『営業をゲームとして楽しむ気持ち』を評価してくれて、『ゲーマーとしての気質をもっと営業に活かせるはず』と提案してくれたんです。
具体的には、営業はFPSのスコアボードを覗くように毎朝KPIを確認する。商談率が悪ければ勝率悪化の原因を突き止めるため、録音を聞き返して原因を洗い出すのを日課にする。新しい案件にアサインされた際は、様々な機能を触って裏技まで把握する作業を、まるで新マップを探索する感覚で行う。
そして営業のヒアリングは共闘チャットに近く、相手のゴールを一緒にマーキングすることこそが最重要だと教えてもらいました。営業をゲームとして攻略する感覚こそ、私を支える営業のこだわりになったんです。
画一的な指導ではなく、私の特性を理解し、私らしい営業スタイルを確立できるようサポートしてくれたのには本当に感謝しています。」
今後のキャリアプランとは
ゲーマー流アプローチによって、入社からわずか1年半でマネージャーを務めている小甲。今後DigiManで実現したいプランを語ります。
「マネージャーとして、個人の目標設定や予算配分はもちろん、メンバー1人ひとりの課題設定や解決までをサポートし、チーム全体の成長を力強く支えていきたいと考えています。
私がオタク流の営業スタイルで成果を出しているように、自分にあっている営業スタイルというのは十人十色です。
だからこそ、私が上司にしてもらったように、メンバー一人ひとりの特性を理解し、彼ららしい営業スタイルを確立できるようサポートできるチームを目指しています。具体的には、毎日個人と振り返りを行い、密なコミュニケーションを通じて、それぞれの成長を後押ししていきたいですね。」
小甲からのメッセージ:ゲーム好きのあなたへ
最後に小甲から、読者の方々に向けた力強いメッセージをいただきました。
「もしあなたが「営業なんて自分には向いていない」と思っているなら、ぜひ一度立ち止まって考えてみてください。趣味で培ったこだわり、学習意欲、論理的思考力――これらの能力は、業界経験よりもはるかに重要な、あなたの強みになり得るのです。私の場合は、それがゲームでした。
成長への意欲があれば、あなたも活躍できるはずです。DigiManで、あなたの隠れた可能性を見つけてみませんか?」